「環境」をテーマにした国際アート・プロジェクト 29日より
2004年アテネオリンピックに合わせ、世界各国で同時開催される国際アートイベント川口市各所で5月29日より6月20日まで開催される。ギリシャのナクソス島に住むアーティストが、世界に呼びかけて始まった国際アートプロジェクト”THE PYRAMIDS OF NAXOS”*で日本を含む13カ国がいっせいに世界に向けて、環境をテーマにしたアートを発信、日本の開催地は、川口市が舞台となり、日本展[Between ECO & EGO-エコとエゴのはざまで-]のメッセージとするアートが発信される。
【会場】川口市
KAWAGUCHI ART FACTORY / 川口市朝日環境センター・リサイクルプラザ / 本町・金山町周辺(旧川口宿) / 川口銀座商店街・樹モール
【主催】
Between ECO & EGO 実行委員会
【後援】
在日ギリシア大使館 川口市 川口市教育委員会 川口商工会議所
【アーティスト】
池田 一/ 石川 雷太 / 伊丹 裕 / 兼古 昭彦 / 川上 香織 / 高野浩子 / 小瀬村 真美 / 新生 呉羽 / 原仲 裕三 / ヒグマ 春夫 / 広田 美穂 / 丸山 常生 / 丸山 芳子 / 山岡 佐紀子
【リーフレットより】
世界共通のテーマ「環境」
生態系の一部としての人間のあり方「エコ」と、日常生活における行為や欲望「エゴ」。この相反しながらも不可欠なふたつの狭間で、私達は今後どう折り合いをつけていくのか?環境への問題意識を持った世界のアーティストのインターネットでの交流を契機に、地球環境~地球共同体~個人の意識までを含む、さまざまな「環境」をテーマに、アート・プロジェクトが開始されました。
なぜ川口か?人間の営みが見える街
鋳物業などに引き継がれる「もの造り」の気風と、旧日光御成り街道の古い町並みの名残り。新産業拠点としての映像都市SKIPシティと林立する高層住宅の建設。新旧の時の流れがその環境に凝縮された街、川口に、アーティストが1年間継続して関わりました。この街や人々との交流の中から生まれた多様な表現が、いま、世界に向けて発信されます。