SKIPシティ国際Dシネマフェスティバル 最優秀作品決まる

SKIPシティ国際Dシネマフェスティバル
SKIPシティ国際Dシネマフェスティバル

埼玉県が主導して映像産業の集積を図るため川口市上青木に整備されたSKIPシティで、3月20日から28日までの9日間「彩の国ビジュアルプラザ 映像ホール」を中心にデジタルシネマ*に限った映画祭『SKIPシティ国際Dシネマフェスティバル』が開催された。28日に最終日を迎え、期間中の観客動員総数は5000人以上で、映画祭の観客動員数としては好記録を残した。最優秀作品賞には『ウィルバー・ウォンツ・トゥ・キル・ヒムセルフ(原題)』(ロネ・シェルフィグ監督)が選ばれた。

*デジタルシネマ:一般に制作されている映画は、家庭用のDVカメラを用いたものから高度なハイビジョンカメラを利用したものまで撮影形態は様々で、これらが混在しているのがデジタルシネマの現状です。また、撮影から上映までデジタルでおこなわれる作品もあれば、デジタルで撮影しても上映はフィルムでというケースも数多くあります。世界中で様々な立場の人が、様々な捉え方をしているため、“デジタルシネマ”という定義は誰も明確にできませんが、本映画祭ではその多様性を考慮し、あらゆるデジタルフォーマットで撮影された作品を対象として、その上映フォーマットがフィルムのみであっても、“デジタルシネマ”と位置づけている。

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