SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2006 公募開始

埼玉県は第3回を迎える「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」が2006年7月15日(土)から23日(日)までの9日間、川口市上青木の映像関連産業の集積する国際的な拠点づくりを目指している「SKIPシティ」内の映像ホールをメイン会場に開催することを発表した。開催にあたりデジタルで撮影・制作された、エンターテインメント性とデジタルテクノロジーの新たな可能性を感じる作品を世界中から公募する。賞金総額は、長編・短編部門合わせて「1,700万円」を予定し、応募締め切りは2006年2月17日(金)。 また、クリエイターの才能をビジネスにつなげる「D-コンテンツマーケット」や、シンポジウムなども開催する。 長編コンペティション部門は、世界各国から作品を募集し、世界の有識者で構成される国際審査委員会による審査を経て、各賞の授与が行われる。短編部門は、日本映画の若手クリエイターを応援するために、川口市民を中心に立ち上げられた「映画祭を応援する市民の会」により審査が行われ、一般市民に最も支持された作品に賞が授与されるという、ユニークな部門となっている。

*デジタルシネマ:フィルムを使わず、撮影にデジタルビデオカメラを使い、編集・配給・上映まで一貫してデジタルデータを用いる映画。撮影費用が低コストで済むほか、画像が鮮明で劣化しないなどの利点があり、近年、世界中の映画関係者から注目されている。

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