川口市、早大と地域経済活性化で協働連携

早稲田大学 大隈講堂
早稲田大学 大隈講堂

川口市は7月1日、早稲田大学と地場産業の活性化や行政経営の評価システム構築など6項目で事業連携する協定を締結した。産業界とともに早大と共同研究を進め、研究成果を市内で実践する。産学官三者が一体となり大学の知的財産を活用する県内初の試み。 項目は地場産業活性化、地域経済振興、行政品質評価システム、文化の育成・発展、人材育成、まちづくりからなる。地場産業活性化では産業の活性化をはかるため、早稲田大学専門職大学院公共経営研究科などから総合質経営の手法を用いた経営質評価について共同研究すすめ、2年後をめどに研究成果をまとめ実行に移す。早稲田大学と市は、昭和13年に設立された早稲田大学鋳物研究所(現・材料研究所)と川口市の地場産業である鋳物業界との人的交流・共同研究が過去に行われている。最近では、映像関連産業を核とした「SKIPシティ」事業にはおいて、2003年4月に「早稲田大学川口芸術学校」を開校しており関わりが深い。

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