早稲田大学川口芸術学校 学生の募集を停止し閉校へ

SKIPシティ(早稲田大学川口芸術学校)
早稲田大学川口芸術学校のある彩の国ビジュアルプラザ

早稲田大学は、映像・放送・芸術分野の制作者養成を目的として2003年にSKIPシティ(川口市上青木)に開設した専門学校「早稲田大学川口芸術学校」(長幾朗校長)の学生募集を、2011年4月から停止することを発表した。在校生の授業は継続し、すべての学生が卒業した時点で閉校する。また、早稲田大学芸術学校(新宿区・西早稲田キャンパス)については、これまで通りの体制で運営を続ける。今後、SKIPシティの学校施設は、すべての早稲田大学在学生および科目等履修生(聴講生) に対して開放し、引き続き、早稲田大学の映像・放送・芸術分野に関する実習教育の拠点のひとつとして、活用を図っていく。

同校は次世代放送やインターネット時代に対応するため、少数精鋭で映像・放送・芸術分野を学ぶ専門学校として、学生の教育に力を注いできたが、映像分野の人材育成の場が専門学校から大学にシフトしつつある中で、専門学校としての役割は終えたと考え、募集停止に至った。映像制作者を育成を目指す芸術専門課程の「映像情報科(3年制)」の学校として2003年4月(開校式は2003年5月10日)に開校し、2007年にはグローバル化する次世代メディアに適した表現者を養成する「映像文化学科(4年制)」も開講した。

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