国際興業バス 運行状況の表示装置を設置

国際興業バス発車案内
国際興業バス発車案内

埼玉、東京北部で路線バスを運行する国際興業株式会社(東京都千代田区)は、利用客の利便性向上の一環としてバスの遅れなどの運行状況や、主要停留所までの最新の所要時間などをリアルタイムで情報提供を行う電光表示を平成16年3月26日(金)よりサービスを開始している。現在、表示機が取り付けられているのは、JR京浜東北線の川口駅・西川口駅・蕨駅に20機設置されている。

既に2003年11月16日(日)よりNTTドコモの携帯電話インターネット接続サービス「iモード」を利用してバス運行情報を無料で提供している『バスロケーションシステム』の仕組みを拡張して開発した。この「ケータイバスロケ5931bus.com(こくさいばすどっとこむ)」は、埼玉県内1,200箇所を超える国際興業バスの全停留所の「バスの接近情報」「目的地までの予測所要時間」等をGPS(全地球測位システム)とDopa通信網を利用することでリアルタイム情報を提供している。1ヶ月間のアクセス件数は10万件を突破するなど、既に多くの利用者に好評である。

(2005/3/29追加)
2005年3月29日、バスロケーションシステムの拡充を発表した。新たにJR線の大宮駅・蕨駅・東浦和駅と東武東上線志木駅の各ターミナルに加え、戸田市役所・川口市立医療センターのロビーに案内表示機の設置を行ない、30日からサービスをスタートする。駅ターミナルには3色LED(発光ダイオード)表示機を、戸田市役所、川口市立医療センターには、ディスプレイを使用した表示機を合計14台設置し、運行状況が確認できる。今後は、東京都内の路線にも拡充を行い、携帯電話での運行状況配信や表示機の設置を進める計画。

広告
広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です