川口オートレース場のクリスマスツリー点灯
川口レース場正門前に作られた高さ14.5mの巨大クリスマスツリーの点灯式が11月11日(木・GII関東地区選手権初日)に行われた。 2003年のクリスマスツリーと違い、青色発光ダイオードが取り付けられ12月26日までの期間、夜10時まで点灯し、イルミネーションが来場者を楽しませてくれる。点灯式には岡村幸四郎・川口市長、川口オートの選手のほか、川口オートを舞台にした映画「きみの秘密、僕のこころ~your secret & my heart~」(窪田崇監督、2005年1月8日公開)に主演した忍成修吾さん、大沢あかねさん(元日本ハム監督の大沢啓二氏の孫娘)も参加した。点灯式終了後には、テアトル池袋での上映に先駆けて、「きみの秘密・僕のこころ」の先行上映会が行われた。
「きみの秘密・僕のこころ」は、オートレースのチャンピオンを目指す若者とその恋人のピアニストになる夢への挑戦を描く短編映画。全編を川口市内で撮影し、川口オートレース場の選手も撮影に協力したほか、エキストラには川口市民やオートファンも撮影に参加した。この作品は、映画配給などを手がける「アーティストハウス」社などが立ち上げた「MOVIE HUSTLE(ムービーハッスル)プロジェクト」の一環で、デジタルを活用しての映画制作、劇場公開・ブロードバンド配信(ポータルサイト「エキサイト」で11月上旬より配信予定)・CS放送(楽天TV・ソネットチャンネル)・DVD販売を同時にスタートさせるという新しい形態、有望なクリエーターや若手を登用するなど、今までにないアイデアでプロジェクトを立ち上げた。各15分・5本のショートフィルムからなる短編映画は、「きみの秘密、僕のこころ」のほか、「Wbite Illumination」 、「フォトフレーム」、「アバンギャルド」、「Fortune」がある。
窪田崇監督は、学生時代に監督した「青の時間」(16mm 30分)が一般劇場公開され、その後、フジテレビの番組が実施した映像作家発掘プロジェクト「ID」で第1段の監督に選ばれ、24歳の時にディレクターとしてデビュー。その後も民放などでショートムービーを撮り続ける。またクリエイターチームPIPPINを結成。川口市の次世代クリエイター支援施設「SKIPシティ」に唯一の20代のチームとして支援団体に認定。PIPPINは2003年に法人化。学生時代から現在までに監督した全ての作品が劇場公開、地上波放映などメジャー流通に乗るなど評価を得ている。最新作は短編映画「MEMOIR-メモワール」(主演・蒼井優)。現在は劇場長編映画の制作準備が進行中である。 (監督の経歴は、ホームページより引用)