かわぐち文化の共演 第60回川口市文化祭がリリアで開催
第60回川口市文化祭が2006年10月14・15日の2日間、川口総合文化センター・リリアで行われている。戦後間もない昭和21年(1946年)7月に始まった川口市文化祭は、60回目の節目を迎え従来分野別に行っていた文化祭を県下市町村で初の試みとして参加団体が一堂に会す「総合フェスティバル」と「種目別フェスティバル」の形式となり、分野や世代を超えた”かわぐち文化の共演”が繰り広げられる。
14日には、リリア・メインホールで、オーケストラをバックに200人の大合 唱や、雅楽とモダンバレエの共演など、さまざまな文化芸術の融合による創作舞台が行われた。また、創作舞台に先立ち、長年の文化活動の功績に対して第1回川口市文化賞・第20回川口市芸術奨励賞の授賞式が行われ、川口市文化賞には、岩田 健さんが受賞した。岩田さんは、川口市美術家協会会長として川口市の文化の発展及び振興に力を注ぐほか、専門の彫刻分野の作品を発表し、高く評価されている。川口市芸術奨励賞には、【文学賞】永瀬 美由紀さん(歌人)、【美術賞】志雲書道会(書道)、【美術賞】高野 浩子さん(彫刻)、【音楽賞】藤本 舎里さん(ヴァイオリニスト)、・【芸能賞】桜井 真樹子さん(音楽家)が受賞した。
15日も引き続き、音楽ホールで大正琴演奏会や吟剣詩舞発表会、催し広場で短歌大会などが予定されている。