地域防犯活動の輪が広がる B-1ネット他

川口地域での防犯活動の輪が広がり始めた。川口･鳩ヶ谷に住む20代の会社員を中心に活動する防犯ボランティア非営利団体(NPO)の「B-1ネット」や防犯活動を行う国内最大のボランティア団体の「日本ガーディアン・エンジェルス」川口支部の設立が10月29日に発表され、メンバーの募集が行われている。また、犬の散歩を兼ねた防犯活動「川口ワンワンパトロール隊（喜友名博子代表）」が結成され、出動式が開催されています。

赤いベレー帽に白いＴシャツ姿で、地域の犯罪を防止するために街のパトロールを行っている日本ガーディアン・エンジェルスは、埼玉県に川口支部の設立を決めた。10月29日に川口市長との合同記者会見の席で、市からの誘致に応え2004年11月12日に川口支部が設立されることを発表した。埼玉県内の支部設立は、さいたま市大宮区(さいたま支部)、所沢市(所沢支部)に続いて3ヶ所目、全国に24の支部がある(2004年10月末現在)。支部設立と同時に川口支部のメンバー募集の説明会を2004年11月12日(金)午後7時から9時、11月13日（土）午後2時から4時に川口市立西スポーツセンターで行う。

日本ガーディアン･エンジェルス川口支部のメンバー募集の説明会

一方、川口･鳩ヶ谷市を活動の拠点とする防犯ボランティア「B-1ネット」は、10月31日に防犯イベント「B-1 FESTA」を開催し、防犯標語コンテストなどを通じて活動をアピールした。この日は、芝東中学校吹奏楽部による演奏やフリーマーケットも開催され、多くの人がイベントに参加した。

また、川口市では街頭防犯パトロールを、2人1組で2004年7月2日～12月31日まで毎日実施し、青木地区、中央地区、並木地区などの地域のパトロールを行っている。

*B-1ネット：2004年1月、ＮＰＯ法人として結成(後藤英樹･代表)。年々増加する川口市・鳩ヶ谷市内の「犯罪」に対し、『犯罪の機会を、より少ない地域環境へ整えていく』、また地域の恒久的平和実現を目的として設立された。B-1ネットの”B”は、防犯、防災、暴力のない町、ボランティアの心を意味する。

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