JR東日本、さいたま新都心に複合ビル

東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区)は、さいたま新都心4街区の「(仮称)さいたま新都心ビル」開発計画を発表した。さいたま新都心の玄関口にふさわしい魅力とにぎわいの創出を目指し、地上20階建てのビルを建設する。約160室のメトロポリタンブランドのホテルや、オフィス、商業施設、子育て支援施設等からなる複合ビルとなり、2017年夏の開業を予定している。新ビルは、既存のペデストリアンデッキとも接続させ、さいたま新都心エリアの利便性・回遊性の向上にも配慮する。

  • 子育て支援施設(保育園など) 1階
  • 商業施設(飲食店など) 2~4階
  • ホテル 5~10階
  • オフィス 11~18階
  • ブライダル施設 19~20階

さいたま新都心は、旧国鉄操車場跡地で土地区画整理事業が行われ、2000年に街びらきが行われた。停滞していた未利用地も開発計画が動き出しており、さいたま新都心駅西口では、さいたま赤十字病院、県立小児医療センターが移転する新病院建設や、日本信号跡地のビバモールなどのオープンを控えている。東口では、片倉工業所有地が3期に分けた開発計画が進められ、来春には2期開発の「コクーン2」がオープンを予定する。また、造幣局、大宮警察署などが移転する三菱マテリアル総合研究所跡地の整備も進められている。

(仮称)さいたま新都心ビルの概要

所在地 さいたま市中央区新都心11番地
構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
階数・高さ 地上20階、地下2階(高さ/約95メートル)
延床面積 約28,500平方メートル
運営会社 (全体)株式会社ジェイアール東日本ビルディング
(ホテル)日本ホテル株式会社
設計 清水建設株式会社一級建築士事務所
施工 大和ハウス工業株式会社 埼玉支社
スケジュール(予定) 2014年12月 準備工事着工
2015年5月 ビル着工
2017年初夏 開業
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