川口駅前の市営駐輪場 3時間まで無料へ
2008年10月1日から川口駅東口自転車駐車場と川口自転車駐車場(川口駅西口)の2箇所の川口市営駐輪場で、3時間以内の一時利用の料金が無料となった。違法駐輪の中には、買い物や金融機関の利用など短時間の駐輪も多いことから、これまでも1時間以内の利用は無料としていたが、放置自転車対策のため無料となる一時利用を3時間までに拡大した。3時間を越える一時利用は、150円(2006年10月に100円から値上げ)となる。
川口駅東口自転車駐車場では、2008年10月1日の供用開始を目指し、川口市駅前地下駐車場を全面的に自転車駐車場として転用する工事を進めてきた。イート川口(旧丸井)前の駐車場出入口には、自転車搬送コンベアと階段が設置され、出入口付近の安全対策のために誘導員も配置され、自転車専用信号機と自転車横断帯が設けられた。転用工事により川口駅東口自転車駐車場は、約3,000台収容の駐輪場にリニューアルした。
川口市では、昭和59年に放置防止条例、自転車駐車場条例などの条例を制定し放置自転車対策を進めてきた。川口駅での放置自転車対策では、放置防止指導員の配置や、2004年6月からは女性による放置防止指導員「チャリレディ」を配して自転車駐車場への案内等を行ってきた。
*川口駅東口自転車駐車場 :川口駅東口の地下商店街の改修を行い、平成6(1994)年4月、川口駅東口に収容台数693台の地下自転車駐車場として開設。平成19(2007)年2月には川口市駅前地下駐車場の一部を自転車駐車場として活用、埼玉県初の公営駐車場として昭和45(1970)年8月にオープンした川口市駅前地下駐車場を平成20(2008)年3月末に廃止し、全面的に自転車駐車場(駐輪場)として転用する。