埼玉高速鉄道で車内広告開始へ 彩ネットと提携
埼玉高速鉄道株式会社(以下SR、杉野正・社長)は、川口市並木に本社を置くインターネットプロバイダーの彩ネット株式会社(井上太郎・取締役)と提携し、車内広告を始める。本年中の事業開始に向けて準備を進めるている。彩ネット(株)が事業主体となって、埼玉高速鉄道の車両内及び運行区間である川口元郷駅~浦和美園駅までの各7駅構内に液晶ディスプレイを設置し、DVDプレイヤーで主に地域に密着した広告映像を流す。2次元バーコード(QRコード)を利用してインターネット携帯サイトと連携することで、電車に乗りながら割引クーポン券などを乗客に提供する。
※QRコード…2次元コードの方式。携帯電話にQRコードの読み取り機能が搭載されており、簡単にデータ入力ができ、広告などに利用されている。
*彩ネット株式会社:井上電気工事株式会社、三ツ矢総合リース株式会社が中心となり1995年7月13日設立。ISP事業(インターネット接続サービス)、iDC事業(インターネットデータセンター)などのコンピュータネットワークに関連した事業を展開する。インターネット黎明期に埼玉県を中心にアクセスポイントを設置し、埼玉県でも有力な地域インターネットサービスプロバイダー(ISP)に成長。その後もIT(情報技術)関連サービスに事業を拡大している。