旧赤羽台中学校跡地 東洋大学総合情報学部を誘致
北区は、旧北区立赤羽台中学校(北区赤羽台1-7-12)跡地を学校法人東洋大学に約41億円で売却する。東洋大学は、旧北区立赤羽台中学校跡地利活用に関するプロポーザル公募要項に基づき、提案書類を提出し、北区より契約交渉順位第1位の選定され、2010年8月23日に北区との間で土地及び建物売買仮契約を締結した。北区では、2010年9月13日に開会する北区議会定例会に契約案件を上程し、議決を経て本契約を締結する予定。
東洋大学は同跡地を、2011年4月から2015年3月までは、学校法人東洋大学の併設校となる予定の京北中学校・京北高等学校・京北学園白山高等学校の校舎新築工事に伴う仮校舎として活用。2015年4月から2017年3月までに既存建物を解体し、新校舎建設工事を行う。2017年4月に川越キャンパス(埼玉県川越市)に設置されている総合情報学部及び大学院研究科を移転させる。東洋大学は、板橋区清水町でもスポーツ施設「東洋大学板橋区清水町キャンパス建設計画(敷地面積20,706.49平方メートル)」を進めており、都心部への大学機能の移転・集中を図っている。
また、平成23年度から北区と様々な連携を行うための「(仮称)ワンストップサービス窓口」を設置や、災害時の避難場所、防災への協力を行う防災協定の締結を予定するほか、北区の地域産業活性化や教育施策への協力・貢献、地域との連携・交流を行うなど北区との連携も進める。
旧区立赤羽台中学校
所在地 | 東京都北区赤羽台1-7-12 |
敷地面積 | 13,254.87平方メートル |
売却予定価格 | 4,109,790,138円 |
*北区立赤羽台中学校:昭和37年開校。2006年に北区立北中学校と統合し、北区立桐ヶ丘中学校となっている。北区立桐ケ丘中学校は、旧北中学校の位置に新校舎を建築するまでの間、旧赤羽台中学校を使用。現在は、新校舎完成に伴い2010年4月からは北区桐ヶ丘2-6-11(旧北中学校)に移っている。